松山英樹 4年ぶりマスターズ制覇へ最終調整 前週投入のドライバー好調 水切りショットに歓声

2025年4月10日(木)5時22分 スポーツ報知

16番で水切りショットに挑戦する松山英樹(カメラ・高木恵)

 【オーガスタ(米ジョージア州)9日=高木恵】男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズは10日にジョージア州オーガスタ・ナショナルGC(7555ヤード、パー72)で開幕する。2021年大会覇者の松山英樹(LEXUS)は9日、早朝からインコース9ホールを回り最終調整を済ませた。

 練習場がオープンする午前7時前にコースに姿を見せた松山は、約45分に渡って球を打ち、まだ肌寒い7時45分に10番からスタートした。前週から投入した新ドライバー「スリクソンZXi LS」を、オーガスタ入り後もバッグに入れている。この日ドライバーを握ったホールは6ホールで、そのうち5ホールでフェアウェーを捉えた。

 精度の高いショットでピンに絡める場面が目立った。アーメンコーナーの12番パー3で第1打を手前2メートル弱につけ、歓声を浴びた。15番パー5では、第3打を1メートルへ。16番パー3でティーショットを手前2・5メートルに運んだ後、練習日名物の水切りショットに挑んだ。

 パトロン(観客)の「スキップ」コールに応じ、池手前でクラブを手に構えた。水面へ真剣なまなざしを向け放った1球目は失敗。「ワンモア」の声を受け再トライしたが、2球目も池の向こうへの着陸はならなかった。ガクリと肩を落としつつ、パトロンの拍手に笑顔を向けた。

 ラウンド後に1時間半練習を積み、正午にはコースを後にした。予選ラウンドは20、24年の全米オープンを制したブライソン・デシャンボー(米国)、19年全英オープン勝者のローリシェーン・ローリー(アイルランド)と同組。10日午後1時23分(日本時間11日午前2時23分)、松山の14度目のマスターズがスタートする。

スポーツ報知

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