町田・黒田監督 浦和との国立対決へ「多くのサッカー関係者の前で勢いを示す」 高校3冠で思い出の地

2025年4月11日(金)14時15分 スポーツニッポン

 J1首位のFC町田ゼルビアは11日、町田市内のクラブ施設で浦和戦(13日、国立競技場)に向けた全体練習を非公開で行った。聖地を舞台に開催される「THE国立DAY」。黒田剛監督(54)は練習後の取材に応じ、首位として迎える国立対決で堂々の姿を披露すると誓った。

 「(当日は)4万5000〜5万人くらいのお客さんが入ると聞いている。多くのサッカー関係者の前で我々の今年の勢いを示していきたい。印象に残るというか、我々の奮闘を目にやつ焼き付けてもらう意味でも責任を持って取り組んでいきたい」

 昨季の国立開催は首位で迎えた8月の浦和戦でドローに終わり、2位に転落した苦い記憶がある。一方、終盤のFC東京戦で3バック布陣を敷いて勝利し、現在のシステムを確立させるきっかけにもなった。何より指揮官にとっては、青森山田高の監督時代に21年度の第100回全国高校サッカー選手権を制し、史上2校目の“高校3冠”を達成した思い出の舞台だ。

 「高校サッカーで3冠を果たしたグラウンド。悪い印象はない」

 もちろん、聖地の“魔物”の恐ろしさも熟知している。「国立には魔物がいるというぐらい、(勢いに)乗った方の味方をするというか。ちょっと出足が遅くなったり、ちょっとネガティブに入った方へ必ず不利に働く。そういったスタジアム」と言う。

 浦和は現在12位に沈んでいるが「ここに来て調整を上げている印象。選手たちが奮起して勢いが出ている」と警戒を強めながら「個々のスキルがかなり高い選手たちが多いので相手のストロングをつぶしながら、自分たちの攻撃に転じられるように対応したい」と語った。 

スポーツニッポン

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