横浜FM、暫定指揮のキスノーボ・ヘッドコーチ「誇りを持って…」監督解任を経て、浦和戦でリーグ7戦ぶり勝利狙う
2025年4月19日(土)16時22分 スポーツ報知
練習で選手に言葉をかけるキスノーボ・ヘッドコーチ(カメラ・後藤 亮太)
横浜FMが19日、J1第11節の浦和戦(20日・埼玉スタジアム)に向けて横須賀市内で全体練習を行った。
前日18日にスティーブ・ホーランド監督の電撃解任が発表され、同日からヘッドコーチのパトリック・キスノーボ氏が暫定的に指揮。この日公開された冒頭ではアップ、パス練習などが行われ、その後は非公開で調整した。
練習後に取材に応じたキスノーボ・ヘッドコーチは「まずはこういう形で誰かが去ってしまうのは悲しい気持ちになります。ですが、こうやってクラブの方から自分が任命され、昨日から指揮を執っています。今日の練習もそうですけど、自分は誇りを持ってやっていこうと思っています」と心境を明かした。
ここまでリーグ戦1勝5分け5敗でJ2降格圏の18位と低迷。練習前のミーティングでは「とにかくいつものルーチンとしてやっていることは変えないで、やっていこうと。とにかく今やっていることをやり続けてやっていくことが大事だと伝えました」と明かし、浦和戦に向けて「とにかく試合は続いていきますし、それに向けて自分たちがどこの方向性に向かっていかないといけないかを今一度確認した。次の試合まで時間がない中でこういうことが起きてしまったので、急な変化はないですし、とにかくやってきたことを信じてやること。100%打ち込むハードワークさは要求したい。自分がどういう立場であろうと、一番大事なのは明日の試合です。いい準備をしたい」と前を見据えた。