【巨人】赤星優志4回4失点…杉内俊哉投手チーフコーチ「7回、8回っていけるだけの力を持っているはず」
2025年4月25日(金)21時51分 スポーツ報知
3回、マウンドで話をする赤星優志(左)と甲斐拓也(打者・佐藤輝明、カメラ・相川 和寛)
◆JERA セ・リーグ 阪神4—1巨人(25日・甲子園)
巨人の赤星優志投手が阪神戦に先発するも4回58球を投げて、6安打4失点(自責3)で敗戦投手となった。赤星はこれで阪神戦は5連敗となった。
初回、1死から連打を浴びて2死一、三塁。大山に右前適時打を浴びて先制点を奪われた。
それでもバットで魅せた。前回18日のヤクルト戦(神宮)に続いて、阪神の先発・村上からチーム初ヒットとなる右前安打。得点には結びつかずも赤星から3連打が飛び出した。
0—1の2回は2者連続空振り三振を奪うなど3者凡退。しかし、3回に1死一、二塁で佐藤輝にフォークを捉えられた。打球は、バックスクリーンへの3ランとなった。4回を3人で片づけ、5回の攻撃で代打を送られて降板となった。
杉内俊哉投手チーフコーチは、初回の失点について「立ち上がりの難しさはもちろん分かるんだけどね、投げきらなきゃいけないところに投げきれなかったというかね。そういうところはありますね」と振り返り、佐藤輝の3ランについては「あの回は全部、変化球を打たれていたからね、難しいんだけどね」と語った。
エース・戸郷が不在の中、赤星が「金曜日」のカード頭のマウンドに立っているが「長いイニングを投げてもらわないと困るんでね。優志もそれだけの力を持っているはずなので。5回、6回じゃなくて7回、8回っていけるだけの力を持っているはずなんでね」と期待を込めた。