阪神・渡辺が執念の同点打!今季チーム初代打タイムリー「何とか一本、打ててよかった」

2025年4月27日(日)5時15分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 阪神6—2巨人(2025年4月26日 甲子園)

 阪神・渡辺が執念の一撃を放った。1—2の5回2死二塁。2番手左腕・グリフィンの142キロカットボールにやや詰まりながらも中前に運ぶ同点打。試合前時点で打率.125だった「直球破壊王子」が、面目躍如のヒットを放った。

 「(小幡)竜平が(1死一塁から犠打で)送ってくれたので、何とか一本、打ててよかった。(12日中日戦で)一本出て、楽に打席に立てているので、継続してやっていく」

 積極果敢な姿勢が目立つ。1軍昇格即代打出場した4日の巨人戦からこの日までに計10打席に立ち、7打席でファーストストライクにスイングを仕掛けている。12年目の29歳は「インプレー率を上げたい」と意図を説明。簡単に追い込まれた末の、何も起こりえない三振や凡打を嫌い、とにかく振って出る。“右の代打一番手”の信念が結実した。

 渡辺の快音が、今季チーム初の「代打タイムリー」。移籍3年目を迎えた背番号25が、猛虎の中で立派に居場所を築いている。(八木 勇磨)

スポーツニッポン

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