楽天・渡辺佳 延長11回代打サヨナラ打「バットに当てようと思った結果が最高だった」

2025年4月28日(月)5時30分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ 楽天3—2ソフトバンク(2025年4月27日 楽天モバイル)

 高く舞い上がった楽天・渡辺佳の打球が、左翼手・緒方の頭上を越えた。2—2の延長11回無死満塁。代打で登場し、津森から自身2度目のサヨナラ打。「三振だけは…と思ってバットに当てようと思った結果が最高だった」と、満面の笑みを見せた。

 この3連戦は「東北代表イーグルス高校」として開催。外野スタンドでは宮城県内の高校のブラスバンドが試合を盛り上げた。2│1の9回には横浜(神奈川)で2学年下の藤平が柳町に同点弾を被弾。「いつも頑張っている後輩だし、なんとかそういう場面を消してあげたかった」と胸を張った。

 「夜遅くまでバットを振ったり、キツい思い出」という当時の練習量が今の礎だ。母校で長く監督を務めた祖父の渡辺元智さんと顔を合わせると、今でもプレーについて「あの時のあれは…と言われる」と苦笑い。それでも「あの人がいて、今の自分がいる。感謝しています」と語った。

 チームは4カード連続の勝ち越し。貯金は最多の2で単独2位に浮上し「凄くいいチーム状況で、ゴールデンウイークに入れる」。今年の楽天はひと味違う。(花里 雄太)

スポーツニッポン

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