巨人・グリフィンが今季初登板「2イニング目はさびもきれいに取れた」先発復帰へ万全アピール
2025年4月27日(日)5時30分 スポーツ報知
今季初登板のグリフィン
◆JERA セ・リーグ 阪神6—2巨人(26日・甲子園)
待ちに待った今季初登板にグリフィンは力が入った。2—1の5回に2番手で登板。2死二塁から代打・渡辺に同点の中前適時打を浴びた。それでも6回は森下、佐藤輝を連続三振に抑えるなど3者凡退と意地は見せた。来日初の救援登板で2回34球2安打1失点で「リードを保ったまま後続に託せなかったのは責任を感じている。ただ、2イニング目は錆(さび)もきれいに取れてやりたいことができた」と淡々と語った。
3月29日のヤクルト戦(東京D)で先発予定も発熱のため急きょ、赤星に先発の座を譲った。5日のイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)で3回無失点で実戦復帰を果たすも、イニングを重ねていないことなどを考慮し、1軍復帰まで時間を要した。一方で赤星はローテに定着。「(登板の)2、3日前にそういうことが起きて赤星に申し訳ない気持ち。ただチャンスをつかんだことはチーム全体では非常にいいことだし、感謝している」。練習中にも日本語や英語を交えてふざけ合う仲のいい右腕に感謝した。
杉内投手チーフコーチは「次回先発でいってくれたらそれは助かりますけどね」と期待。左腕も「阿部監督から与えられた役割はどこであっても応じる、対応する自信はある」と先発復帰へ万全をアピールした。(水上 智恵)