【巨人】馬場皐輔が5登板連続無失点「1軍で使ってみたいな、と思ってもらえるような投球を」…2軍戦
2025年4月27日(日)23時21分 スポーツ報知
5登板連続無失点で6セーブ目を挙げた馬場皐輔(カメラ・今成 良輔)
◆イースタン・リーグ 巨人3—1日本ハム(27日・ジャイアンツタウンスタジアム)
巨人・馬場皐輔投手が2点リードの9回1死二塁から2番手で登板。2者連続三振で試合を締め、5登板連続無失点で6セーブ目を挙げた。「いい流れで来ているので、自分にプレッシャーをかけて。1球1球、丁寧に投げた結果がいい形につながった」と、9回途中まで1失点と快投した先発・又木から受けたバトンを落とさなかった。
阪神から現役ドラフトで加入した昨季はファームで46試合、防御率2・62と安定した投球を見せたもの、1軍ではわずか1登板。救援防御率2・27と鉄壁のブルペン陣の中で、なかなかチャンスが巡ってこなかった。「1軍で馬場を使ってみたいな、と思ってもらえるような投球を目指しています。打者に向かっていく姿勢はみんなに伝わると思うので、そこを大事にしたい」。この日は右打者の胸元に140キロ台後半の直球を投げ込む強気の投球でねじ伏せた。
ジャイアンツ球場で汗を流した加入1年目は「すごく勉強になった」と桑田2軍監督やコーチ陣、データ班から新しい配球の引き出しを学んだ。その感謝を語り「ストレートを高めに使ってもいいんだ、カーブは怖がらずにガンガン投げてもいいんだ、とか。1パターン、2パターンだった考え方が10パターンくらいに広がったイメージです。新しく学んだことにどんどんチャレンジしていきたい」と成長を続けながら1軍のマウンドを目指す。