大谷翔平が2試合連続マルチ安打でドジャース大勝 緊急事態にも負けず2カードぶり勝ち越しで貯金8

2025年4月28日(月)7時53分 スポーツ報知

◆米大リーグ ドジャース9—2パイレーツ(27日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が27日(日本時間28日)、本拠地・パイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数2安打1四球と2試合連続のマルチ安打でチームの大勝に貢献した。ド軍は2カードぶりとなる勝ち越しで18勝10敗の貯金8となった。

 パ軍の先発はB・ファルター投手(28)。大谷は初対戦した昨季、通算6打数1安打2三振の打率1割6分7厘だった。真美子夫人の出産に立ち会うための産休制度「父親リスト」から復帰してからこの日が6戦目で“パパ1号”の期待も高まる中、2点を追う初回先頭の第1打席で四球を選ぶと、ド軍は4番・フリーマンの2点タイムリーなどで一挙4得点。大谷が逆転劇を呼び込んだ。

 2回1死一塁の第2打席では今季自己最速となる打球速度113・3マイル(約182・3キロ)の右翼線二塁打。状態が上がってきたことをうかがわせる高速の当たりだった。7回1死の第5打席ではホルダーマンから右前打を放ち、打率は2割8分6厘に上昇した。

 前日26日(同27日)の同戦では“父親パワー”が爆発した。2試合に欠場後、20日(同21日)の敵地・レンジャーズ戦から復帰した大谷は25日(同26日)までの4試合で16打数2安打6三振だったが、初回先頭の第1打席で右中間へパパ初長打となるパパ初二塁打。5回1死の第3打席では右翼線への当たりで快足を飛ばし、パパ初三塁打をもぎ取り、パパ初マルチ安打とした。1点を追う7回1死一塁の第4打席では左中間を破る同点適時二塁打を放ち、パパ初適時打でパパ初打点。パパ初猛打賞を全て長打で記録し、パパ初盗塁となる三盗も決めた。

 「最近あまり打てていなかったので、いいきっかけの1試合になればいいと思います」とパパ初取材対応で話した大谷。2試合で計9打数5安打と完全に底を脱したといえそうだ。

 先発・グラスノーが右肩の違和感で2回の投球が始まる前に緊急降板する事態に見舞われた投手陣も、2番手・カスペリアスが5回途中までロングリリーフ。絶好調のパヘスが4安打で自己最多の4打点を挙げるなどチーム力の高さを見せつけた。

スポーツ報知

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