提携先アヤックスと交流後に…ガンバ大阪ユースコーチ「感謝ですね。ただ…」

　ガンバ大阪下部組織所属選手やスタッフは先日、オランダでパートナーシップ提携先であるアヤックスと交流。欧州強豪クラブが集う国際大会にも参加したが、G大阪ユースのアカデミーリードGKコーチの佐野智之氏が、オランダ遠征で感じた思いを綴っている。

　G大阪ユースは4月中旬から1週間にわたりオランダ遠征を実施。選手やコーチングスタッフはアヤックスのホームスタジアムを見学したほか、同クラブとの交流でプレゼンテーションを実施。19日、20日には「第13回オリンピア・フューチャーカップ」に参戦し、アヤックスやパリ・サンジェルマンと対戦した。

　アヤックスに1-3、パリ・サンジェルマンの0-2で敗れたG大阪ユースだが、それでも佐野氏は欧州での経験をポジティブに捉えている模様。21日にXで「素晴らしい大会に参加出来た事に感謝。アヤックス、パリ・サンジェルマン、バイエルン…、沢山のGK/GPを間近に見れて貴重な時間になりました」と投稿している。

　また、24日にはG大阪ユースのオランダ遠征の様子を伝えるアヤックス公式サイトのページを引用した上で、「AJAXには感謝ですね。 ただ大阪に帰って来て、いかに自分のクラブが素晴らしいかを再認識出来ました」と綴っている。

　なお、G大阪とアヤックスは2024年4月に3年間の戦略パートナーシップを締結。アヤックスのフットボールディレクターは「（G大阪との）スカウティング情報の共有がうまくいけば、トップチームで一緒にプレーする日本人選手が現れるだろう」と、将来的な日本人選手獲得の可能性を示唆している。