疑惑の判定に怒り…PK与えたベナティア「犠牲者だ」「説明する必要がある」
2018年4月12日(木)13時28分 サッカーキング
この一戦で大きな波紋を呼んでいるのが、後半アディショナルタイムにユヴェントスのモロッコ代表DFメディ・ベナティアがレアル・マドリードのスペイン代表FWルーカス・バスケスを倒し、PKの判定となった場面だ。
勝敗の決め手となったこの判定に猛抗議したイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが退場処分になるなど、一時試合が騒然となったが、ベナティア本人も怒りを抱いているようだ。
試合後、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じたベナティアは「僕はバスケスの身体を回り、ボールを奪取した。その時点で彼はどうすることもできなかったから、ただ倒れたんだ。ボールが僕の足に当たり、跳ね返るのが確認できると思うよ。僕たちはこの判定の犠牲者だ。しかし、今夜の試合については誇りを持っているよ」と、憤慨。
さらに、ブッフォンの退場処分にも「審判はルールを説明する必要がある。なぜなら、キャプテン(ブッフォン)がPKの判定が下された後に、審判と話すことさえできないからだ」と納得がいかない様子だった。
この判定についてはレアル・マドリードの母国スペインの『マルカ』紙も、緊急アンケートを実施するなど、大きな物議を醸している。