三笘薫に次戦欠場の可能性…ブライトン指揮官「痛みを乗り越えれば」

　ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督が、日本代表MF三笘薫の次戦欠場する可能性があることを明かしました。11日、地元メディア『Sussex World』が伝えている。

　現在27歳の三笘は2022年7月からブライトンでプレーしており、昨夏から率いているヒュルツェラー監督の下でも主力選手として起用され、今季はここまでリーグ戦全31試合に出場するなど、公式戦36試合出場で8ゴール3アシストを記録している。

　そんな三笘は5日に行われたプレミアリーグ第31節のクリスタル・パレス戦（●1−2）に先発出場したものの、相手DFマクサンス・ラクロワとの接触で足を痛めたことも影響して63分に途中交代となっていた。

　状態に注目が集まっているなか、12日に行われる第32節レスター戦の前日会見に出席したヒュルツェラー監督が三笘の状況に言及。「三笘は（出場できるか）疑わしい。今日のトレーニングで挑戦して、どうなるか様子を見ていく」と出場できるかはわからないことを明かしつつ、次のように続けた。

「かかとに接触があった。だからこそ、私たちは一日毎に見ていかなければならない。状況は急速に変化する可能性はある。ただ打撃があったから、痛みを感じているということだ。もし、その痛みを乗り越えることができれば、彼は出場可能になる。今日はそれを見極めなければならない」

「今日は三笘をピッチに戻して、明日のオプションになり得るかに挑戦しなければならない。それが私たちのできることだ」

　なお、ブライトンではジェイムズ・ミルナーやジョルジニオ・リュテール、アダム・ウェブスター、タリック・ランプティ、フェルディ・カディオグル、イゴール・ジュリオらが負傷離脱となっているほか、ヤン・ポール・ファン・ヘッケは出場停止となっており、三笘も起用できなければ大きな痛手となりそうだ。