【SVリーグ】大阪Bがセミファイナル進出 静岡下し、サントリーとともに2位以内が確定
2025年4月12日(土)16時11分 スポーツニッポン
◇SVリーグ最終節 大阪B3—1東レ静岡(2025年4月12日 パナソニックアリーナ)
大阪Bがホームで東レ静岡に3—1と快勝。レギュラーシーズンの2位以内を確定し、トーナメント方式で開催されるプレーオフで、セミファイナルからの出場が決まった。
私用のため、フランスへ約2カ月、帰国していたロラン・ティリ監督の“復帰戦”。硬さの見せた第1セットは、23—25と競り合いを落とした。今季2連勝とはいえ、うち1試合はフルセットまで持ち込まれた相手。コートに楽観ムードはなかった。
落とせない第2セットで、西田有志が流れを呼び込むプレーを見せる。10—9から会心のスパイク。その後は一度も追いつかれず、タイに戻した。
この展開に持ち込むと、地力の差がスコアに表れる。第3、4セットも競った流れの中で、大阪Bが勝負どころでポイントを奪取。鮮やかな逆転勝利に、ホームのファンも喜んだ。
36勝7敗と星を伸ばし、アウェーで長野を下したサントリー(35勝8敗)との1差をキープ。大阪2強の2位以内が確定した。13日はレギュラーシーズン最終戦。有終の1位通過を決め、初代王者へ一気に迫る。