元中国代表の美女GK趙麗娜、チャウ・シンチー新作『少林女子サッカー』出演決定
2025年4月16日(水)16時0分 FOOTBALL TRIBE

香港の人気俳優で映画監督でもある周星馳(チャウ・シンチー)の最新作『少林女足(少林女子サッカー)』に、元中国女子代表のGK趙麗娜(ツァオ・リナ)がキャスティングされた。ツァオは188cmの長身を武器に、2015年〜2023年に中国女子代表の正GKとして活躍。その美貌から「美しき門神」と呼ばれた。
2023年に32歳の若さで引退したツァオは、日本の漫画『NANA』に触発されて始めたという趣味のドラムを活かして音楽活動をスタート。ほかにも執筆業やライブ配信、社会貢献活動にも精力的に参加しており、中国国内の辺境に住む少年少女向けサッカー選手育成プロジェクトの募金活動などにも取り組んできた。
モデルやタレントとしてバラエティ番組にも頻繁に出演しているツァオだが、このほど前述の作品に出演することが明らかとなった。現在、広東省で撮影が行われている本作には、ツァオのほかにも数名の有名アスリートが出演する見通しだという。
『少林女足』は2001年公開のチャウ・シンチー監督代表作『少林サッカー』の続編とされており、主役を演じたチャウ・シンチーをはじめ、初代キャストの再登板も期待されている。
女子版の『少林サッカー』というと、『踊る大捜査線』シリーズで知られる本広克行が監督を務め、柴咲コウが主演した2008年公開の『少林少女』がある。チャウ・シンチーは同作でエグゼクティブプロデューサーとしてクレジットされたが、多くの批評家から酷評されるなど評価は散々なものだった。