アマ9冠・堤麗斗 5・2NYタイムズスクエア「ザ・リング」興行でプロデビューか 米メディア報道

2025年4月16日(水)15時15分 スポーツニッポン

 アマチュアボクシング21年世界ユース選手権王者で、先日プロテストに合格したアマ9冠の堤麗斗(22=志成)が5月2日に米ニューヨーク・タイムズスクエアで行われる「ザ・リング」興行でデビュー戦を行うと15日(日本時間16日)、米老舗専門メディア「ザ・リング」のマイク・コッピンガー記者が報じた。

 コッピンガー記者によると、堤はスーパーフェザー級6回戦で米国人のレベール・ウィッティントン(1勝2敗1分け)と対戦。同興行では元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(米国)と2階級制覇王者デビン・ヘイニー(同)が今秋の対戦を目指してそれぞれ復帰戦を行うほか、WBO世界スーパーライト級王者テオフィモ・ロペス(同)が暫定王者アーノルド・バルボサ(同)と団体内統一戦に臨む。堤のデビュー戦は唯一の前座試合となるという。

 堤は先月21日にA級(8回戦以上)プロテストに合格。プロ転向会見を行った同18日の直後には、サウジアラビア国営の娯楽イベント「リヤド・シーズン」を主催する同国総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官からX(旧ツイッター)で「堤 麗斗さん…私はこのボクサーの才能と技術が好きです。彼にはぜひ私や私のチームに連絡してもらい、今後の計画について話し合いたいと思っています」と日本語でラブコールを受けていた。

 昨年11月に「ザ・リング」を買収した同長官は世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)と総額30億円(推定)の「リヤド・シーズン」スポンサー契約を結ぶなど、日本人ボクサーへの関心を高めている。

スポーツニッポン

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