町田DF岡村大八 かつて「ボコボコにやられた」神戸FW大迫勇也封じに気合い 「自分の価値も上がっていく」

2025年4月17日(木)17時3分 スポーツ報知

ポゼッションゲームでプレーする町田・岡村大八(カメラ・浅岡 諒祐)

 J1町田は17日、町田市内で神戸戦へ向けた公開練習を行った。3日のオフを経て迎えた練習は、11対11の紅白戦などを2時間ほど行った。オフの間に温泉つかるなど「しみじみと疲れを癒やしました」というDF岡村大八は「神戸は、なかなか札幌時代に勝てなかった対戦相手。しっかり対策して、連敗しないように。自分たちが勝ち点3を取れるようにやるだけ」と意気込んだ。

 昨季まで所属した札幌では、神戸相手に4年間で2分6敗。アウェーで迎えた昨季の第5節は、昨季のMVPであるFW武藤嘉紀とFW宮代大聖にそれぞれマルチ得点を許すなど、1—6の完敗を喫した。「今年はチームも違うし、戦い方も違う」とした上で、「僕たちがマンツーマンで行くのに対してシンプルに前にボールを放ってきた。前線3枚のクオリティーはやっぱり高かったので、個で1枚はがされると、マンツーマンでいく僕たちにとってはちょっと難しい部分があった」と振り返った。

 元日本代表FW大迫勇也への警戒も強い。札幌2年目の22年に初めて対峙(たいじ)した際には「ボコボコにやられたイメージがあった。(ボールを)収められるし、うまいし、点も取れるし、なんでも器用にできる。細身ですけど、パワーもある」と回想。得点自体は取られなかったが「あの時の衝撃というか、なかなか(群馬でプレーした)J2とかにはいなかった相手。これが日本代表を背負った選手なんだ、とすごい実感した相手」と圧倒された。選手名鑑の「過去対戦した選手で最も衝撃を受けた選手」という質問項目でも大迫の名を挙げている。

 しかし、J1の舞台で活躍する中で自身も成長を遂げている。昨季はリーグ2位のデュエル(1対1)勝利数(118回)。今季も空中戦勝利数でリーグ6位(39回)と、町田の最終ラインを支えている。「くっつきすぎるとうまく反転されたり、体を預けられたりする。あまりくっつきすぎずに、ピンポイントにボールを潰しに行く。足元に入ってくるボールに対してどれだけ潰しに行けるか」と大迫との対戦のイメージを膨らませると「(日本代表でも活躍した)選手に仕事させないだけで自分の価値も上がっていく。僕もJ1に慣れて彼とも何回もマッチアップしてるので、しっかり抑えたい」と力を込めた。

 なお、川崎戦以降ベンチ外が続いたMF前寛之も全体練習に部分合流を果たした。

スポーツ報知

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