フットサル女子日本代表 第1回女子W杯への道 須賀雄大監督が意気込み「一戦必勝で戦いたい」
2025年4月18日(金)15時24分 スポーツ報知
フットサル日本女子代表を率いる須賀雄大監督(カメラ・岩原 正幸)
日本サッカー協会は17日、5月に中国で行われるAFC女子フットサルアジア杯(5月7日に初戦、17日に決勝)に臨むフットサル女子日本代表のメンバー14人と日程を発表した。これを受け、須賀雄大(たけひろ)監督(42)がこのほど、JFAハウスでアジア杯、その先にある第1回FIFAフットサル女子W杯2025(フィリピン、11月21日開幕)に向けて意気込みを語った。
2021年に就任した須賀監督は、18年以来の開催となるアジア杯に向け「史上初のフットサルW杯の予選も兼ねていて、絶対に勝ち抜かなければいけない。集大成とも言える大きな大会」と位置づける。
グループステージでは、インドネシア、バーレーン、タイと戦う。アジア杯で3位以内に入ればW杯に進出できる。「まずはアジアを勝ち抜かなければW杯はないので、一歩一歩着実に、先を見過ぎずに足場を固めていきたい。一戦必勝で戦いたい。ぜひ注目していただけたら」と語った。日本女子フットサルは世界ランク10位で、アジアでは9位のイランに続き2番目となっている(1位・ブラジル、2位・スペイン、3位・ポルトガル)。
指揮官自身も競技経験者であり、21年まではFリーグ・フウガドールすみだで監督を務めた。フットサルの魅力について「5人対5人のスポーツで、ゴールとゴールが近くにあるというところで自分のプレーが勝敗に直結する、非常に責任感を伴うもの。自分がどうやってチームに貢献できるか、チームのために戦えるかということだけを考えるようになって、そこが一番の魅力。小さい子どもたちもフットサルをやることで自分のプレーが勝敗に直結する、そういった場所に立ち続けることでそれを経験できる」と力説した。