クロップ氏でもアロンソ監督でもない、レアル監督就任噂の意外な人物

2025年4月19日(土)12時0分 FOOTBALL TRIBE

レアル・マドリードの旗 写真:Getty Images

 今2025年夏、ラ・リーガの強豪レアル・マドリードとプレミアリーグのリバプールにおいて、複数のキーパーソンに関する動向が交錯している。とくに監督交代の可能性が取り沙汰される中、マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督の後任候補として注目を集めているのは、意外な経歴を持つ人物だ。


 一部報道では、リバプールの元監督(2015-2024)であったユルゲン・クロップ氏や、現在ブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督が後任候補として名前を挙げられているが、別の存在が静かに浮上している。それが、かつてリバプールに在籍(2007-2009)し、現在マドリードのユースチームであるフベニールAの指揮するアルバロ・アルベロア監督である。


 アルベロア監督は、かつてリバプールで公式戦98試合に出場した後、スペイン国内で指導者に転身。2022/23シーズンには、ユースリーグ、ユース版UEFAチャンピオンズリーグ、ユース版スペイン国王杯で優勝し、“ユース三冠”を達成するなど、評価を高めてきた。仮にアンチェロッティ監督が今2024/25シーズン終了前や今夏に開催されるFIFAクラブワールドカップ(CWC)前に退任した場合、暫定的なトップチームの指揮を任される可能性があるという。


 一方で、リバプール側にとってこの動向が無関係ではない理由として、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの去就がある。彼の契約は6月30日に満了予定であり、フリーでマドリードへの移籍が噂され続けている。FWモハメド・サラーとDFフィルジル・ファン・ダイクが新契約を結んだ一方で、アレクサンダー・アーノルドの将来は依然として不透明だ。マドリードの監督人事の混乱が、この移籍に影響を与えるかどうかは、今のところ不明である。

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