【阪神大学】天理大の変則右腕が2回零封好救援「プロに行きたい」大産大・小出も今春1号でアピール
2025年4月19日(土)21時31分 スポーツニッポン
◇阪神大学野球春季リーグ第3節1回戦 天理大8ー2大産大(2025年4月19日 GOSANDO南港)
天理大は大産大を8—2で下し、相手の連勝を「4」で止めた。
先発右腕の的場吏玖(3年)が5回2失点の力投。7—2の7回からは、最速147キロの横手投げ右腕・長尾渉佑(4年)が2回2安打無失点に抑えた。
「点差もあっったので、ピンチの場面でも開き直って投げることができました」
大学2年夏に横手投げ転向。右打者への外角スライダーという勝負球を手に入れて台頭した。「横手投げにして全国大会でも投げられるようになり、上の世界を目指したいと思えるようになった。プロに行きたいです」。大卒でのドラフト指名を目標に掲げ、さらなるアピールを誓った。
対する大産大の「4番・捕手」でプロ注目の小出望那(もなく=4年)は、0—6の4回2死二塁で左翼席へ今春1号を放ってアピールした。
◇長尾 渉佑(ながお・じょう)2004年(平16)2月24日生まれ、兵庫県神崎町出身の21歳。小1から香寺クラブジュニアで野球を始めて投手や内野手を務める。中学ではヤング姫路アイアンズに所属。岡山商大付(岡山)では1年夏に背番号18でベンチ入りし、2年秋から背番号1。天理大ではリーグ戦に1年秋に初登板し、3年春に最優秀投手を受賞。1メートル77、77キロ。右投げ右打ち。