フェラーリ幹部が年間報酬の寄付を決定。新型コロナウイルスの影響を受ける地域を支援

2020年4月20日(月)15時28分 AUTOSPORT web

 4月18日、イタリア・マラネロに本拠地を置くフェラーリは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行による医療危機を受け、幹部たちの年間報酬の全額、または一部を寄付することを発表した。


 この寄付金は、フェラーリの本拠地が置かれる地域を支援するための活動資金とされる。まず集中的に支援される地域はフェラーリ本拠地があるマラネロ、そして近隣のフィオラノ、フォルミジネの3県。


 寄付によって支援される内容は、新型コロナウイルス感染症の検査機器・診断措置の購入、緊急医療サービス車両の寄贈、学校用コンピューター機器の購入、マラネロ住民への食料品の購入・配付の4つとされている。


 総額200万ユーロ(日本円で約2億3400万円)に迫るという今回の寄付金は、フェラーリの会長、CEO、取締会役員が4月から年末までの報酬を全額寄付、シニアマネジメントチームは給与の25%を寄付することで生まれたという。


 また、フェラーリは今後の数週間でさらなる地域の支援を決定するとし、現在の困難かつ先が見通せない状況において、フェラーリでは国と地域を支援したいと望む連帯感を、このような形で行動に移していくとしている。


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