トゥヘル監督、不振のルカクを擁護「必要なのはひとつのきっかけ」

2022年4月20日(水)13時5分 サッカーキング

チェルシーに所属するルカク [写真]=Getty Images

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 チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、不振に喘ぐ同クラブのベルギー代表FWロメル・ルカクに言及した。19日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 昨年夏にインテルからチェルシー史上最高額となる9750万ポンド(約163億円)の移籍金で復帰したルカクは、ここまで公式戦37試合に出場し、12ゴール2アシストを記録している。しかし、直近の公式戦10試合での先発出場はわずか1試合で、1ゴールにとどまるなど、チーム内での序列が低下している。

 現在のルカクの状況についてトゥヘル監督は「ケガをした後、彼は試合へのフィットネスを欠いている。それを指摘しているというのではなく、これは単なる事実だ」と同選手がコンディション面で苦しんでいることを明かした。

「それは彼のせいではない。彼が刺激を必要としているとは思わない。彼が必要としているのはおそらくある一瞬、そのひとつのきっかけだと思う。カイ・ハフェルツがプレーしてきた時間、そして身体的な観点からも通常は(FAカップの)クリスタル・パレス戦で彼(ルカク)が先発するべきだっただろう。でも、これはシーズンの重要な時期で正しいリズムを持っている必要があった」

 また、トゥヘル監督は12日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグのレアル・マドリード戦でも、17日のFAカップ準決勝クリスタル・パレス戦でも途中出場したルカクが決定機を外していることに言及しつつ、20日に行われるプレミアリーグ第25節延期分のアーセナル戦で同選手を先発起用する可能性についても語った。

「ブレントフォード戦やレアル・マドリード戦の後、サウサンプトン戦やレアル・マドリードとの再戦を見たら、私たちがどれだけ短期間で再び勝利するチームになるための努力を尽くしたかわかるだろう。これはそこから始まり、これまで言ってきたようにロメルはレアル・マドリード戦でもクリスタル・パレス戦でもゴールを決めるべきだったと思う。でも、彼には運がなかった」

「(アーセナル戦で)彼が先発するかは一つの選択肢である。彼が先発出場するなら、私たちは彼が持っているすべてのものを必要とするだろう。もしかしたら、90分はプレーできないかもしれないが、彼は最初の60分間に全力を尽くすことができるかもしれない」

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