町野修斗が公式戦9点目! 4位ライプツィヒ相手に先制弾も、キールは後半に追いつかれドロー
2025年4月20日(日)1時58分 サッカーキング
先制点を決めた町野修斗(右) [写真]=Getty Images
クラブとして初のブンデスリーガを戦う今シーズン、ホルシュタイン・キールは前節終了時点で4勝6分19敗の勝ち点「18」獲得にとどまっており、最下位の18位に沈んでいる。前節はギリギリ残留圏内の15位につけるザンクト・パウリとの直接対決に1−2で敗れており、その差は「11」まで広がった。奇跡の残留をやってのけるには、残る5試合で可能な限り多くの白星が求められる。
このような状況のなか、今節は4位につける上位ライプツィヒの本拠地『レッドブル・アレーナ』に乗り込んだ。先発出場を果たした町野は、スコアレスで迎えた44分に大仕事を果たす。GKトーマス・デーネが右サイドへ広げると、自陣大外でパスを受けたラッセ・ローゼンブームがダイレクトで背後のスペースへスルーパスを送る。抜け出したスティーヴン・スクリプスキが中央へ折り返すと、最後に仕上げたのは町野。ダイレクトでゴールネットを揺らし、ホルシュタイン・キールに先制点をもたらした。
ホルシュタイン・キールは1点をリードして後半へ折り返したものの、73分には自陣ボックス内でGKデーネがオペンダを倒してしまい、ライプツィヒにPKが与えられる。このPKをベンヤミン・シェシュコに決められ、試合は振り出しに戻ると、1−1のままタイムアップを迎えた。
この結果、ホルシュタイン・キールは6試合ぶりの白星とはならず、残留に向けて苦しい状況に立たされている。今季ブンデスリーガ8点目、DFBポカールも含めた公式戦では9点目を挙げた町野は、79分に途中交代でベンチへ下がった。一方、熾烈なチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに身を置くライプツィヒとしても、最下位相手に痛恨のドローとなり、連勝は「2」で止まった。
次節は26日に行われ、ホルシュタイン・キールはホームで板倉滉所属のボルシアMGと、ライプツィヒは敵地でフランクフルトと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ライプツィヒ 1−1 ホルシュタイン・キール
【得点者】
0−1 44分 町野修斗(ホルシュタイン・キール)
1−1 74分 ベンヤミン・シェシュコ(PK/ライプツィヒ)