「ぞっとするような光景」3年連続首位打者の男が負傷…脳震とうでIL入り パ軍指揮官「彼はチャンピオンの心を持っている」
2025年4月22日(火)9時38分 ココカラネクスト

パドレスにとってアラエス不在は大きな痛手だ(C)Getty Images
パドレスはルイス・アラエスが現地時間4月21日(日本時間22日)、脳震とうで7日間の負傷者リスト入りしたことを発表した。
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アラエスは、前日に敵地で行われたアストロズ戦の初回無死一塁、バントを試みて一塁を駆け抜けようとした際、一塁ベースカバーに入った二塁手のマウリシオ・デュボンと激突。一塁付近で倒れ込んだまま動くことができず、担架に運ばれて退場となり、ヒューストン市内の病院へ搬送された。
『MLB公式サイト』によると、「パドレスがタイガースとの3連戦の開幕に向けてデトロイトへ向かう間、(アラエスは)ヒューストンに残った。その後サンディエゴへ向かい、さらなる検査を受ける予定だ」と記した。
パドレスのマイク・シルト監督は「予想通り、首のこわばりはあるが、認知面では特に心配するようなことはない。当然のことながら、脳震盪プロトコルが適用されます」と話したという。
代わりに3Aからからメイソン・マッコイ内野手を昇格させた。「サンディエゴは最近ケガ人が続出しており、アラエスの不在は間違いなく痛手となるだろう。開幕ロースターから5人の打者が故障者リスト入りした」と、ジャクソン・メリルやジェイソン・ヘイワードら故障者が相次いでいることを伝えた。
記事では「言うまでもなく、パドレスは3年連続で首位打者を獲得したアラエスの早期回復を期待している」とし、ここまで打率.287(直近17試合では.338)と好調を維持していると綴った。
アラエスが負傷してグラウンドに倒れこんだときは「ぞっとするような光景だった」と記し、球場は騒然となった。試合は3−2でパドレスが勝利し、指揮官は「もちろんルイスにとっても良かった。彼はチャンピオンの心を持っている」と、不屈の闘志で再びグラウンドに戻ってくることを期待している。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]