リヴァプール＆マンUがシャビ・シモンズの動向注視？…ライプツィヒは約129億円を要求か

　ライプツィヒに所属するオランダ代表MFシャビ・シモンズにプレミアリーグ移籍の可能性が浮上しているようだ。21日、ドイツ紙『シュポルト・ビルト』や『ESPN』が伝えている。

　現在22歳のX・シモンズは2019年夏にバルセロナの下部組織からパリ・サンジェルマン（PSG）の下部組織へ移籍し、2020−21シーズンにトップチームデビューを飾った。2023年夏にはライプツィヒにレンタルで加入し、中盤の攻撃的ポジションやウイング（WG）を主戦場に活躍。ここまで公式戦通算72試合で20ゴール21アシストをマークしており、今年1月には完全移籍への移行が発表された。

　今回の報道によると、マンチェスター・ユナイテッドがX・シモンズの獲得に興味を示しているという。ルベン・アモリム監督の戦術に適したプロフィールを持った選手として動向を注視しており、今夏の移籍市場でオファーを提示する可能性があるとのこと。また、マンチェスター・ユナイテッドの他にもリヴァプールをはじめとした複数のクラブが具体的な関心を寄せているようだ。

　完全移籍への移行の際に5000万ユーロ（約81億円）を支払ったライプツィヒだが、巨額のオファーが届いた場合には今夏の売却にも応じる構えを見せており、8000万ユーロ（約129億円）程度を要求しているようだ。一方、1200万ユーロ（約19億円）とされている年俸が移籍実現への障壁となる可能性が高いと『シュポルト・ビルト』は指摘している。

　なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナルとチェルシーもX・シモンズを高く評価しており、情報を追い続けているとのこと。プレミアリーグの強豪4クラブからの関心が報じられる中、今夏の去就には大きな注目が集まる。