西武・高橋光成 「やれることは100%できた」6回1失点の粘投も590日ぶり勝利ならず...
2025年4月22日(火)20時12分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 西武−ロッテ(2025年4月22日 ZOZOマリン)
西武の高橋光成投手(28)が22日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦に先発登板。6回6安打1失点(自責0)でマウンドを降り、590日ぶりの勝利はならなかった。
2023年9月10日の日本ハム戦(エスコンF)以来の勝利を目指した右腕。ユニホームがはためくほどの強風の中、変化球をうまく織り交ぜた。3回2死から四球と中前打で一、二塁のピンチを招いたが、平沼の好捕に助けられ、両手を挙げて喜んだ。
5回は連打などで2死二、三塁とされたが、最後はロッテ・藤岡を二ゴロに仕留めた。6回2死一、二塁、代打・寺地のたたきつけた打球は高くバウンド。打ち取ったようにも見えたが、遊撃・滝沢が一塁に悪送球。降板直前で同点に追いつかれた。
直後の7回に打線が1死二塁とチャンスを作ったものの、勝ち越し点は奪えず。高橋は6回1失点と粘投したが、この日も勝ち星がつかず、20試合連続先発白星なしとなった。
昨季は15試合に登板したが、0勝11敗と未勝利。今季はこれまで3月30日の日本ハム戦(ベルーナD)、4月8日のロッテ戦(ベルーナD)、同15日のオリックス戦(京セラD)と3試合に登板。前回登板のオリックス戦では7回1失点(自責0)と好投したが、味方の援護がなく、2敗目を喫していた。
▼高橋 球数は多くなってしまいましたが、最少失点で投げきれた点では試合を作ることができたと思います。風がかなり吹いているなかでの投球でしたが、うまく適応しながら投げられました。今日のコンディションや環境で、やれることは100%できたと思いますし、状態はもっと上げられると感じています。