横浜FMホーランド元監督への批判止まず。DFキニョーネス負傷離脱で
2025年4月23日(水)11時30分 FOOTBALL TRIBE

J1の横浜F・マリノスは4月21日、DFジェイソン・キニョーネスが左ハムストリングの肉離れにより、全治3カ月と診断されたことを発表。今2025シーズンから加入し最終ラインの主軸に定着していたキニョーネスは、9日のJ1第5節延期分川崎フロンターレ戦(3-3)で試合開始4分に負傷交代していた。
チームがリーグ戦3連敗でJ1最下位(20位)という現状に加え、27日のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準々決勝アル・ナスル戦を前に、守備の要を失った横浜FM。サポーターの怒りの矛先は、18日に解任となったスティーブ・ホーランド元監督に向けられている。
サポーターからは「キニョーネス酷使して長期離脱に追いやったのが置き土産って、ホーランド監督本当に凄すぎだろ」「ホーランド監督が使い潰したキニョーネス」といった声が相次ぎ、元監督への批判が再燃している。
横浜FMはキニョーネスが出場していた公式戦は12試合で7失点に抑えていたが、負傷離脱後の4試合では11失点。清水エスパルス戦(4月16日2-3)、浦和レッズ戦(4月20日1-3)ではともに3失点を喫しており、守備の乱れが露呈した形だ。
また、複数のサポーターから「この状況でACLEに出ても恥をかくだけ」「FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)のような選手を止められるわけがない」との声も上がり、ACLEよりもJ1残留に注力すべきとの意見が強まっている。横浜FMはパトリック・キスノーボ暫定監督体制のもとで困難な状況に直面している。