C大阪―岡山の後半8分C大阪決定機はPKが妥当…現場はノーファウルの判定 審判委が見解
2025年4月23日(水)15時4分 スポーツ報知
日本サッカー協会は23日、レフェリングに関する理解を深めることを目的としたメディア対象の「レフェリーブリーフィング」を都内で行い、実際の試合映像を用いながら、競技規則、レフェリングについて審判委員会が説明を行った。
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4月2日に行われたJ1第8節のC大阪—岡山(2〇1)の後半8分、C大阪の選手がペナルティエリア内で倒されたシーンについて、審判委はPKが妥当だったと見解を示した。
現場ではノーファールの判定となり、オンフィールドレビューも行われなかった。
この場面では、右からのパスにシュートモーションに入ったC大阪の選手に対して、岡山の選手が背後からチャージ。両者は倒れ込み、2人ともボールに触れなかった。
佐藤隆治マネジャーは「岡山の選手にファウルで止める意図はなかったと思うし、悪質かと言えばそんなことはない。しかし攻撃側の選手の方がボールに近く、十分に(決定機を)妨げる影響があった」と述べた。主審の判断だけでなく、VARの助言によって正しい判定に導くことも可能だったとして「どうやって改善していくかのコミュニケーションを(現場のレフェリーと)しています」と語った。