3Aで好成績を残す青柳晃洋 地元サイトがメジャー昇格を訴え「見違えるような投球をしている」

2025年4月24日(木)6時0分 ココカラネクスト

青柳にメジャー昇格のチャンスが巡ってくるかもしれない(C)Getty images

 大舞台を目指し奮闘する日本人右腕の評価が高まっている。

 フィリーズの情報を発信する、『FANSIDED PHILLIES TBOH』が、同球団傘下3Aリーハイバレーでプレーする青柳晃洋を「昇格を検討すべき候補」の1人に位置付けている。現地時間4月21日に配信となったトピックの中で同メディアは、開幕からフィリーズブルペン陣の防御率が5点台に達していることを受け、マイナーで好パフォーマンスを続けている投手を起用すべきと主張。その候補の1人として、渡米1年目の青柳の名前を挙げている。

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 招待選手としてスプリングトレーニングに参加した青柳は開幕メジャーを目指したものの、オープン戦で結果を残せず、マイナー行きが通告された。だがその後は、3Aのマウンドで毎試合の様に好投していることが米国内でも報じられており、一躍、その存在がクローズアップされているようだ。

 同メディアは、「NPBでの経験を持つコウヨウ・アオヤギは、今季がアメリカでの初シーズン。スプリングトレーニングでは苦戦したものの、その後は安定感を取り戻している」と現状を評しており、日本でのキャリアにも言及する。「31歳のアオヤギは、阪神タイガースで9シーズンにわたりプレーし、通算214試合で防御率3.08を記録した」と記している。

 その上で、春先からの登板内容も振り返っており、「スプリングトレーニング中は明らかに緊張と不安が見られ、3イニングで4失点と内容も悪かった。しかし、公式戦が始まってからは見違えるような投球を披露している」と賛辞を綴っている。

 加えて、マイナーでのスタッツを伝えながら、青柳へ期待を寄せる言葉も並べている。同メディアは、「今季、3Aリーハイバレー・アイアンピッグスでの7イニングで失点はわずか1点、奪三振8を記録。制球面では課題が残り、5四球2死球とやや荒れ気味だが、プロとしての経験はマイナー内で群を抜いており、その独特なサイドスローのフォームはメジャーでも通用する可能性がある」などと見通している。

 青柳は入団直後での参加となったキャンプでは、満足のいく結果を残せなかったが、実戦を重ねる現在、米国野球への適応をみせていることは明らか。日本で培った投球術をメジャーのマウンドで披露する瞬間は、少しずつ近づいているのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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