京口紘人 武居VS天心戦“夢対決”のストーリーを予想「ついに現実味を帯びてきた!」
2025年4月24日(木)20時11分 スポーツニッポン
元世界2階級王者・京口紘人(31)が自身のYouTube「京口紘人 Hiroto Kyoguchi」を更新。WBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)とWBCバンタム級1位・那須川天心(26=帝拳)の元キック世界王者同士の世界戦実現に太鼓判を押した。
京口が確信したストーリーのキーマンはWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M・T)だ。
中谷は6月8日に東京・有明コロシアムでIF同級王者・西田凌佑(28=六島)との統一戦を行うが、勝てば返上して来年の井上尚弥戦(大橋)に向けてスーパーバンタム級に転級する見込みだ。
京口は、この中谷が返上する2本のベルトのうち、WBCを天心が狙うだろうと予想する。
決定戦となれば相手はファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が濃厚だが、京口は「やるなら天心選手が有利。エストラーダはもともとフライ級の選手で身長も低い」と指摘した。
武居の方も5月28日にユッタポン・トンディー(タイ)との防衛戦を控える。右肩を痛めて延期となっていた試合。京口はこれを含めて2試合の防衛戦をクリアすれば天心戦が実現すると予想する。
井上尚弥—中谷潤人戦に次いで胸躍らせる日本人対決。京口は「フラットに見て相性は天心選手。モロニー戦で見せたスピードでポイント勝負に徹すれば天心選手が判定勝ち」と予想した。
対戦の実現にはまだまだ乗り越えないといけないハードルは多いが、京口は「キックの王者同士がボクシングの世界戦で対戦。それがついに現実味を帯びたところまで来てる。凄くないですか?子供たちにも夢を与える」と、夢の対決に胸を躍らせていた。