阪神・藤川監督「あのままゲームが終わるとは...」粘りに手応え 小山さんへの思いも語る

2025年4月24日(木)22時5分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 阪神4—2DeNA(2025年4月24日 横浜)

 阪神は森下の本塁打で勝ち越し、今季初の4連勝とした。ビジターでは8連勝、東京ドームでの巨人戦に続く同一カード3連勝と、最高の形で横浜遠征を終えた。

 藤川監督は「そうですね。タイガース側としてはいい状態というか、ゲームの流れがいい状態なのではないかな、と思います。あのままゲームが終わるとは思っていなかったので」と7回の逆転まで耐えた粘りを評価した。

 23日は延長戦で大山が決勝弾、そして、この日は森下と日替わりのヒーローが出ている。「どこからでも可能性がある、そういう攻撃というのはチームが目指すところですから、丁寧に今後もまたやっていきたい。まだまだ自分たちの野球をつくりあげる時期だと思います」と強いチームへの過程にあると藤川監督は強調した。

 9回は桐敷が初セーブ。意図について「それはどうでしょう、言えませんね」とした藤川監督は「いや行くでしょ、それくらい。別に初めてとか、チームに関係ないというか。彼にとっては、そんなに荷物が重いとは思わない。去年も素晴らしい成績収めてますから、十分そこで投げられる元々のパフォーマンス持ってますから」と、それだけの力を持っていることを力説した。

 藤川監督はレジェンドである小山正明さんの訃報にも触れ「すごくショックと言いますか、本当に吉田さんの対比で出したくないんですけど、偉大な方がまた。すごくショックでした。投手としての、連続無失点イニングとか、背中を追わせていただいた現役の時とか思い出しながらですね、叱咤ではなく、本当に優しいかけ声をくださって目指したタイガースの大投手でしたから。その思いをしっかり背負って、タイガースの投手たちはやってくれると思いますから。タイガースはそこが素晴らしい球団だと思いますから。吉田さんと並ぶというのは失礼で、一人一人が素晴らしい方々。頑張り続けると言いますか、しっかり思いを持って戦っていきたいと思います」と巨人戦にも全力で挑むことを改めて誓った。

スポーツニッポン

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