神戸、主将が浮上への手応え強調「強い時のヴィッセルが戻ってきたな」…神戸市内で公開練習
2025年4月25日(金)17時0分 スポーツ報知
練習に励むDF山川(中央)ら神戸イレブン(カメラ・森口 登生)
神戸は25日、神戸市内のグラウンドで約1時間練習を公開した。チームは3連休を挟んで24日に練習を再開。リフレッシュした雰囲気で練習が行われた中、今季から主将となったDF山川哲史がチームの上昇へ手応えを話した。
チームは20日の町田戦で今季初の3連勝を決めた。攻守の切り替えの速さや、選手同士の距離感をコンパクトに保ったままで戦い抜いた実りある勝利。ここまでリーグ戦全試合にスタメン、フル出場している山川も「チームの結果が出ると、それぞれ個人もやっぱり輝くと思いますし、みんなも自信を持ってプレーできてるなっていうのは後ろから見ていて感じる。強い時のヴィッセルが戻ってきたなっていう感じはする」と、手応えを明かした。
主将として初めて迎えるシーズンで勝利の難しさを味わった。リーグ開幕直後から8連戦の過密日程も伴い、連覇中ながら8試合を終えたところでわずか2勝。大きな目標だったACLE制覇もかなわなかった。それでも「チームが勝たないと、と思いすぎてミスを恐れている部分はあったので。そこを切り替えて『ミスしてもいい』くらいの感覚でやるようにしたら自信を持ってできるようになったかなという個人的なところはある」と、敗戦からの学びも携え、リーグ3連覇をはじめとするタイトル総なめへの覚悟をにじませた。
次戦は5月3日、本拠地で岡山と対戦する。「前の試合(町田戦)も結構応援がすごくて。それこそオウンゴールになりましたけど、ああいうところも後ろの圧を感じたのかなって思うぐらい。戦っていてもすごい声量でいい雰囲気作ってくださった。またそういう雰囲気作ってくださると思うので、とにかく結果で皆さんを喜ばせられるように頑張りたい」。大声援を届けてくれるサポーターのゴールデンウィークを、4連勝で彩る。