東京V 右WB翁長→左WB新井で決勝点 城福監督「突き詰めている攻撃のやり方で点を取れた」…C大阪に1-0
2025年4月25日(金)22時52分 スポーツ報知
◆明治安田J1リーグ▽第12節 東京V 1—0 C大阪(25日・味スタ)
東京VがホームでC大阪に1—0で勝利した。
立ち上がりからC大阪にボールを握られてピンチを迎えたが相手のシュートミスなどもあり0—0で推移すると、時間の経過とともに、強度の高い守備でボールを奪取し、攻撃につなげる場面が増えていく。
すると前半33分に右ウィングバックのMF翁長のクロスを左ウィングバックのMF新井がゴール前まで入っていき、右足で合わせて先制点を奪った。チームにとって4戦ぶりの得点は、新井にとってはJ1初ゴールとなった。
後半はC大阪の猛攻を浴びるが、GKマテウスの好セーブ連発もあり、リードを守って1—0でリーグ6戦ぶりの勝利を挙げた。
試合後、城福浩監督は「平日のナイターなので、なかなか来るのも大変の中、来てくれたサポーターが本当に我々の背中を押してくれるような声援をいただいて本当にありがたいなと。しばらく悔しい思いをさせていたので、彼らと一緒に喜び合えたのはよかった」とまずはサポーターに感謝した。
続けて「試合については最初の15分はおそらく圧力をかけられる、ボールを握られる可能性があると選手と共有していました。インテンシティーの高い時間帯のセレッソさんは、圧力のかけ方も、収める技術も非常に高いレベルを示していたので。出来ることなら相手陣でやる時間を増やしたかったですけど、途中から自分たちの時間になることも含めて想定内でした。押されている時に失点しなかったのが非常に大きかった。自分たちの時間が出来た中で、我々が突き詰めている攻撃のやり方で点を取れたのは非常に大きかった。出来ることなら後半、決定的なシーンで2点目を取れればもう少し落ち着いた展開になったと思いますけど、非常に個のレベルのあるセレッソさん相手に終盤まで0—1になれば、最後何が起こるか分からない状況になったのは、自分たちがしてしまったこと。反省点はいくつかあるが、よく最後まで選手が体を張って、防いでくれた」と総括した。