FC東京 G大阪に3―0 9戦ぶり白星で降格圏脱出…俵積田晃太、高宇洋が得点
2025年4月25日(金)21時35分 スポーツ報知
◆明治安田J1リーグ▽第12節 FC東京3—0G大阪(25日・国立)
ホームのFC東京は、前節から先発5人を入れ替えて臨んだ。前半7分に相手のミスから前線でつなぎ、FWマルセロヒアンが右足でシュートも、これは相手GK一森にセーブされた。9分にはMF遠藤が果敢にミドルシュートを放つ。14分は、15歳のMF北原が放ったCKからファーサイドでFW佐藤がボレーシュートで合わせるも枠の上へ。40分の北原が蹴った左サイドからのFKは、中央の味方には合わなかった。
後半14分には、2試合連続先発の北原が右足でブレ球でミドルシュートを放つも、一森にはじかれた。後半17分、松橋監督は長友、北原、東に代えて、MF俵積田、DF白井、MF高を3人同時投入した。
後半38分には相手クリアを拾った佐藤がスピードを生かしてDFを“裏街道”でかわすと右足シュート。だが、これも一森のセーブに阻まれた。
0—0で迎えた終盤、FC東京は後半41分、俵積田が自陣から鋭いドリブル突破を見せ、カットインから右足シュートで今季初得点。その4分後には、MF橋本からのパスを高が右足でゴール右に突き刺し、リードを広げた。後半アディショナルタイム4分にはオウンゴールで加点し、今季最多タイの3得点を奪い快勝した。
チームは3月以降、8戦勝ちなしでこの試合を迎えた。これまで、22年以降で7勝2分けとホーム・国立では好相性を誇っていた。4月11日の柏戦(国立)では1点リードの試合終了直前に同点弾を許し、流れを好転させることはできなかった。
試合前日の24日には、昨季まで7年間チームに在籍し、9年間でJ1通算91得点の元FWディエゴオリベイラ氏(ブラジル)が都内の練習場を訪れ、激励を受けた。この日はオリベイラ氏が試合を観戦した。