楽天・早川 「魔の金曜日や。金曜、嫌や」今季初の無失点投球で自己最多タイ11Kも打線援護なし
2025年4月25日（金）22時2分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 楽天0−1ソフトバンク（2025年4月25日 楽天モバイル）
楽天の早川隆久投手（26）が25日、楽天モバイルパークで行われたソフトバンク戦に先発登板。7回まで109球を投げ、自己最多タイの11三振を奪うなど無失点の快投を見せた。
11奪三振の快投にも、打線の援護がなかった。3月28日の開幕戦・オリックス戦から中6日で毎週金曜日に登板してきた左腕。試合後「魔の金曜日や。金曜、嫌や」と思わずつぶやいたが、「いや、でもくじけずにいきます」と必死に前を向いた。
5回1死までソフトバンク打線を無安打に抑える完璧な投球。そこから2本の内野安打で2死一、二塁のピンチを迎えたが、広瀬隆を空振り三振に仕留めた。6回、7回も得点圏にランナーを背負ったが、6回は山川を見逃し三振、7回も広瀬隆を空振り三振、海野を見逃し三振に斬った。
早川は7回無失点、毎回の11奪三振の力投。1試合11奪三振は24年6月14日広島戦、7月5日ソフトバンク戦に並ぶ自己最多タイとし、「フォークが1番良かった」と振り返った。
今季5度目の登板で初の無失点投球。これまでの4試合では本塁打を4本浴びており、「まずホームラン打たれなかったことにひと安心かなと思います」とうなずいた。
2年連続で開幕投手を務めた左腕は、金曜のローテを守る重要性を説き、「勝ち星はなかなか難しい部分ではありますけど、そこにはあんまりとらわれすぎずに、自分らしいピッチングを、常にベストパフォーマンスをしていければ」と力を込めた。
