“二刀流”ディオン・サンダース息子 屈辱144位指名 上位有力視も...米メディア「史上に残る急降下」

2025年4月27日(日)18時18分 スポーツニッポン

 米プロフットボールNFLのドラフト会議が26日(日本時間27日)、ウィスコンシン州グリーンベイで最終日を迎え、4〜7巡目の指名が行われた。

 今ドラフトの目玉候補の一人で、上位指名が有力視されていたコロラド大のQBシェドゥーア・サンダース(23)は、期待に反して5巡目にブラウンズに指名されるという低評価。米メディアは“ドラフト史上に残るフリーフォール(急降下)”などと評し、各チームの低評価ぶりに驚きを示した。サンダースは指名を受け、自身のSNSに「神様、ありがとう」と感謝をつづった。

 サンダースは昨季、パス成功率74.2%、35TDに8インターセプトと安定した成績をマーク。ランでも4TDを記録するなど、実力は折り紙付きだった。父はNFL、大リーグの二刀流でプレーし、コロラド大のヘッドコーチを務める父ディオン・サンダースで、話題性も十分。そんな中、各チームが上位指名を見送った理由として、父譲りの強い個性、セレブ育ちの生い立ちを挙げる報道もあった。

 1巡目指名が行われた24日のドラフト初日では、タイタンズが全体1位でマイアミ大QBキャメロン・ウォード(22)を指名。しかし、昨年のドラフトがQB人材が豊富な当たり年だったためか、各チームもQBの指名を敬遠する動きが見られた。そんな事情を加味しても、サンダースはQBとしては今ドラフト6人目の指名。ブラウンズは3巡目(全体94位)でオレゴン大QBディロン・ガブリエル(24)も指名しており、サンダースは屈辱のチーム2人目のQB指名となった。

 地元メディアとの電話会見で、サンダースは「気持ちを前向きに持ちすぎても、落ち込みすぎてもいけない」と、自身に言い聞かせるように話した。低評価を覆すには、フィールドでのプレーで示すしかなさそうだ。

スポーツニッポン

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