611日ぶり白星のDeNAバウアー「欲を言えば9回も行きたかった」8回10K1失点「熱い応援が力に」
2025年4月27日(日)17時12分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ DeNA2−1広島(2025年4月27日 横浜)
DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が27日、広島戦(横浜)に今季初の中4日で先発登板。8回2安打1失点と好投し、23年8月25日の中日戦以来、611日ぶりの日本での白星をつかんだ。
ファンの大歓声で迎えられたヒーローインタビュー。「ベイスターズファンの前でピッチングできることを本当に待ち望んでました。皆さんの熱い応援が僕に力をくれました」と笑顔。来日最多129球、8回10奪三振の投球を振り返り、「欲を言えば9回も行きたかったんですけど、伊勢選手が本当に素晴らしいピッチングで試合を締めてくれたので感謝しています」と、おどけてみせた。
今季初の中4日でのマウンドだった。初回は1死一、三塁からダブルスチールで先制点を献上したが、「状態は非常に良くて、初回はまだ起きられてなかった部分もあったんですけど、皆さんの熱い応援のおかげで目覚めることができて、その後のピッチングにつながったと思います」と冷静だった。
2回から5回まで完全投球を披露。8回には1死三塁とされたが、後続を2者連続三振に抑えた。「あの場面が今日の一番の山場だったと思います。あのランナーは絶対返したくなかったので、それを実行できて本当にうれしいです」とうなずいた。
611日ぶりとなる白星。「ようやく(今季)初勝利を手に入れることができたので、これからもたくさんの勝利を皆さんの前でお見せしたいと思います」。DeNAファンの前で勝利を誓った。