歴代1位マンUに並んだ!リバプール5発大勝で5季ぶり20度目V 遠藤も途中出場で歓喜
2025年4月28日(月)2時31分 スポーツニッポン
◇イングランド・プレミアリーグ第34節 リバプール5ー1トットナム(2025年4月27日 リバプール)
イングランド・プレミアリーグで首位独走のリバプールは27日、本拠トットナム戦に5ー1で勝利。5季ぶり2度目、国内トップリーグ通算ではマンチェスター・ユナイテッドに並ぶ通算20度目の優勝を飾った。日本代表MF遠藤航(32)は後半31分から途中出場し、イレブンと優勝の瞬間を分かち合った。
引き分け以上で優勝決定となる“大一番”は試合前から本拠スタジアム周辺は異様な盛り上がり。ピッチ内にリバプールイレブンが姿を現すとサポーターからはもの凄い歓声。前回の優勝時はコロナ禍の影響で無観客開催だったということもあり、ホームで栄光の瞬間を見届けようとするサポーターの熱量があふれ出ていた。
試合は前半12分、セットプレーから失点するもすぐさま同点に追いつく。同16分、右サイドを崩しMFソボスライがグラウンダークロスを入れるとFWルイスディアスが押し込んだ。最初はオフサイドとされたがVAR判定によってゴールが認められると、スタジアムが大きな歓声に包まれた。
勢いに乗ると同24分、MFマクアリスターがペナルティーエリアの手前から左足での豪快ミドルを決め逆転に成功。味方FWガクポも思わず頭を抱えるほどのゴラッソ(素晴らしいゴール)が飛び出し、再び会場は狂喜乱舞。さらに同34分、右CKからのこぼれ球を拾ったFWガクポが右足で振りの速いシュートを放ち追加点。前半を3ー1と2点リードで終えた。
そして後半18分、エースが圧巻の一撃。FWサラーがカウンターからボールを受けると、中へカットインしながら左足一閃。ニアサイドをぶち抜くシュートで得点ランクトップ独走の28点目。ゴールパフォーマンスでは手渡されたスマートフォンを使ってサポーターらバックに自撮りショットを披露して見せた。
その後オウンゴールからダメ押しとなる5点目が決まると、同31分には“クローザー”としてMF遠藤が途中出場。DFアレクサンダーアーノルドに代わって不慣れな右サイドバックに入ったが、難なくこなし相手陣内深くで粘り強い守備を見せるとスタンドからは拍手喝采。5ー1のまま試合終了のホイッスルが鳴り、歓喜の瞬間をピッチ上で味わうことになった。