天理大が逆転Vに望み 長尾が今季初勝利「試合を作れたのは良かった」

2025年4月28日(月)13時51分 スポーツニッポン

 ◇阪神大学野球春季リーグ第4節2回戦 天理大9—4甲南大(2025年4月28日 大阪シティ信用金庫スタジアム)

 リーグ最多連続優勝の更新する9連覇を目指す天理大が、今季初のカード2勝で勝利ポイントを15に伸ばし、最終節での逆転優勝の可能性を残した。

 1回表に3点を先制すると3回にも3点を追加して序盤で試合の主導権を奪った。先発した長尾渉佑(4年=岡山商大付)は、4回に4安打を集中され4点を失ったが、8回4失点で今季初勝利を挙げた。

 「野手が得点してくれ楽な展開になったのにビッグイニングを作ってしまったのは反省です。それでも、8回まで投げさせてもらって試合を作れたのは良かったです」

 長尾は今季、開幕戦の関西国際大戦で9回1失点と好投しながら打線の援護がなく敗戦投手に。12日の2戦目先発では3回1/3を3失点。そこからしばらく中継ぎに回っていたが、この日の試合当日に先発を言い渡されてマウンドに上がっていた。

 勝利ポイントで先行する大阪産業大、関西外国語大(ともに18)に食らいついていくためにも絶対に落とせない試合だっただけに三幣寛志監督は4年生を送り出していた。

 三幣監督は「優勝は他力なのですが、この状況をしっかりと受け止めて残り2試合勝つだけ」と、最後まで諦めない姿勢を強調していた。 

スポーツニッポン

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