大阪産業大 今季5勝目 高橋が粘りのピッチング「いつも通りに投げようと」
2025年4月20日(日)16時3分 スポーツニッポン
◇阪神大学野球春季リーグ第3節2回戦 大阪産業大5—3天理大(2025年4月20日 GOSANDO南港野球場)
大阪産業大が1回戦の雪辱を果たし今季5勝目でポイントを15に伸ばした。
リーグ戦初先発の左腕・高橋克弥(4年=高知)が7回2/3を3失点の粘りのピッチングを見せた。
「緊張はありましたが、いつも通りに投げようと思ってマウンドに上がりました。前の試合で終盤に点を取られていたので、そのあたりに気をつけて」
新チームになって先発を希望していた高橋は、前日19日の試合途中にこの日の先発を言い渡されたという。イニング数も最長となったが、「イニングはあまり気にせずに投げました」と試合後は笑顔を見せた。
3回に勝ち越しの2点適時打を放った大野壮太(4年=大産大付)は、昨年まではBチームで今季からベンチするようになった努力家。今季から指揮を執る市川哲也監督がコーチとして見ていただけに、その活躍を喜んだ。
時節は15ポイントで並ぶ関西外国語大との決戦。市川監督は「優勝とかを考えずに1戦1戦戦っていきたい」と、終盤戦に向けて気持ちを引き締め直していた。