Sareee、“過激な仕掛人”新間寿さんに誓った「IWGP女子」奪取…「ベルトをしっかり巻いて新間さんに届けたい」
2025年5月1日(木)6時6分 スポーツ報知
新間寿さんの告別式に参列したSareee
4月21日に90歳で亡くなった“過激な仕掛人”とうたわれ、アントニオ猪木さんと共に昭和の新日本プロレスで黄金時代を築いた元新日本プロレス専務の新間寿さんの告別式が4月30日、新宿区の感通寺でしめやかに営まれた。
式には、親交のあった経団連の十倉雅和会長、初代タイガーマスクの佐山サトル、藤波辰爾、大仁田厚、ジャガー横田、中嶋勝彦、Sareee、マリーゴールドのロッシー小川代表、MIRAI、力道山の妻・田中敬子さんら多数のプロレス関係者が参列した。
祭壇には笑顔の遺影が飾られた新間さんは、新日本プロレスのロゴマークが入った愛用したジャケットに佐山からプレゼントされた青のネクタイを着用しひつぎに収められた。戒名は「金剛院信定日壽居士位」。出棺では、スーパータイガー、間下隼人らレスラーがひつぎを担ぎ、プロレス界に偉大な功績を残した仕掛け人と最後の別れを惜しんでいた。
新間さんが会長を務めるストロングスタイルプロレスに参戦しているSareeeは「新間会長にはかわいがっていただいて、お食事もさせていただいたんですけど『応援しているよ。頑張ってね』と声をかけていただいた」と感謝した。
Sareeeは、今年の目標を新間さんが1983年に新日本プロレスで創設した「IWGP」の女子王座奪取を掲げている。4月27日のスターダム横浜アリーナ大会で岩谷麻優を破り新王者となった朱里へ挑戦を表明した。それだけに「新間さんは、IWGP女子のベルトを取ることもすごく楽しみにしてくださっていたのでそれを直接、お見せすることができなかったのはすごく悔しいんですけど、改めてあのベルトをしっかり巻いて新間さんに届けたいと思いました」と誓った。