東京V斎藤功佑「トライする姿勢は常になくしてはいけない」前半の2失点で敗戦も後半から出場で流れを変える
2025年5月3日(土)22時4分 スポーツ報知
東京ヴェルディ
◆明治安田J1リーグ▽第14節 浦和2—0東京V(3日・埼玉スタジアム)
東京Vが敵地で浦和に0—2で敗れた。
立ち上がりから4連勝中と好調の浦和に主導権を握られる展開となり、前半6分に浦和のFW松尾にドリブル突破から右足シュートでネットを揺らされて先制点を献上。同31分にはセットプレーのこぼれ球を浦和のMF渡辺に豪快なミドルシュートをたたき込まれて2失点目を喫した。
前半の2失点が重くのしかかる展開に加え、5万人超の圧倒的なアウェー空間にも屈する結果にもなり、リーグ4戦ぶりの黒星を喫した。
それでも、後半開始からピッチに立ったMF斎藤功佑が流れを引き寄せた。1トップの後ろのシャドーの右の位置に入り、積極的にボールを受けて流れを作り、同じく後半から起用されて右ウィングバックに入ったMF翁長とのコンビネーションでサイドを崩す場面も増えた。「(前半は)外で見ているのと中で感じているのは違うと思いますけど、実際にピッチ内で起きていること以上に選手がネガティブに感じてしまっている部分が多少なりともあったと思う。そこを含めて変えていきたいと思った。雰囲気に飲まれないことは大事ですし、どんな状況でも前向きにトライしていくのがヴェルディの良さが出る状態だと思うので、トライする姿勢は常になくしてはいけない」と強調。積極性を取り戻した後半のような戦いを試合開始から示し、次戦のホーム・横浜FCでは勝利をつかむ。