【RIZIN】上田幹雄がシビサイとの日本人対決制す「圧倒的に勝たないとベイダーに勝てない」

2025年5月4日(日)20時5分 スポーツニッポン

 「RIZIN男祭り」は4日、東京ドームで行われた。

 「RIZINワールドGPヘビー級トーナメント1回戦」で日本人対決となったシビサイ頌真(34=パラエストラ東京/巌流島)と極真空手の元世界王者・上田幹雄(29=BRAVE)の一戦は1ラウンド(R)1分3秒、上田が左ローキック2発でシビサイの膝を粉砕し、KO勝ちした。

 1R、立ち上がりから上田は打撃、シビサイは隙を見て、寝技に持ち込もうと狙う。上田が強烈な左ローキック。嫌がるシビサイに再び左ローを打ち込むとシビサイの顔がゆがむとそのまま倒れ込んだ。

 快勝した上田は「いつもと一緒ですが、ホッとしている。前2試合が判定で盛り上げる試合ができてうれしい」と笑顔。シビサイには「スパーリングとかしているから自分も覚悟を決めて思い切り蹴り込んだ」と会心の蹴りに納得顔だ。優勝すればベラトールで2階級制覇のライアン・ベイダーとタイトルを懸けて戦う。「本当に来るんだ。凄い選手なのでトーナメントのやる気が上がる。1Rからぶっちぎりで勝たないとベイダーに勝てない。圧倒的に勝ちたい」と優勝し、その先のベイダー戦を見据えた。

 敗れたシビサイはインタビュールームに車椅子に乗って姿を現した。「見ての通りですし、悔しい結果になった。ケガした膝はテーピングしていたが、ダメージは反対側だった」と左ふくらはぎに包帯を巻いて痛々しかった。上田には「自分も警戒したが、思っていた以上に持っていかれた」と素直に強さを認めた。今後は「ダメージをケガの治療をしてからです」と話していた。

スポーツニッポン

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