「打つときに息を...」阪神のレジェンド鳥谷が子どもたちに伝えた打撃のポイント

2025年5月3日(土)12時33分 スポーツニッポン

 もうすぐこどもの日。ゴールデンウイークでも将来のプロ野球選手を夢見て、練習をしている子どもたちも多いはず。阪神で2000本安打を達成し、遊撃手としては歴代1位の667試合連続フルイニング出場の記録を持つ鳥谷敬氏が打撃上達のポイントを明かしている。

 4月29日に甲子園球場で行われた阪神OB会主催の野球イベント「未来につなぐトライアルベースボール」に参加した鳥谷氏は、子どもたちにバッティング指導をするとともに「お父さん、お母さんも一緒にバットを振ってみましょう」とボールを一緒に打つことを勧めていた。家族で野球を楽しむ。それがスタートだと強調していた。

 さらに打撃のポイントとして鳥谷氏が子どもたちに伝えたポイントは3点。(1)「バランス良くバットを振ること」(2)「しっかり体を回転させること」(3)「打つときに息を吐くこと」。この基本動作が大事だというのが鳥谷流だ。

 またイベントに参加していた阪神OB会会長の掛布雅之氏は打つときの姿勢を重視していた。「首を真っすぐにして、腰と肩とヒザがグラウンドに対してレベルになっていることが大事。足の裏で体重を感じてほしい。ボールに当てようとしなくていいから、しっかり腰を回して、バットを振って」とアドバイスを送っていた。

 6年連続で打率3割、20盗塁と活躍した「超人」こと糸井嘉男氏は「どんなことでも積み重ねが大事。一気にはうまくなれない。少しずつでもうまくなるように、日々練習することが大事なんだよ」と子どもたちに語りかけていた。スター選手たちのワンポイントアドバイスを頭に入れて、さあバットを振ってみよう。

スポーツニッポン

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