阪神 新人の伊原を援護できず、連勝ストップの藤川監督「残念な結果」
2025年5月4日(日)18時10分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神2—5ヤクルト(2025年5月4日 甲子園)
阪神は終盤にヤクルトに勝ち越しを許し、連勝は2で止まった。同率首位だった巨人が勝ったため、2位に転落した。先発の伊原は6回まで1失点。だが、自身初となる7回に四球をきっかけに1死一、二塁とされると、代打の増田に勝ち越しの2点適時三塁打を許し、7安打4失点でプロ初黒星を喫した。
藤川監督は7回につかまった伊原について「勝負どころですからね。あの辺りを今後に生かしてくると思いますから」と語り、「いい経験か」の質問にも「それは勝負ですからね。彼がつくってきたゲームですから。糧にしていくというところですね」と次につながることを期待した。
打線も4回に森下が3号ソロを放ったが、45歳の石川に今季2戦2敗。相手先発が左腕の日は4勝9敗と苦しんでいる。藤川監督は「そうですね。相手の石川投手にね、前回に続くといいますか、うまくピッチングされたなというところですかね。まだまだペナントレースありますからね。相手が上回ったというところですね。(左腕対策という)課題を克服すればいいだけのところで。まあその日その日ですね。今日は残念な結果ですけど、また明日から頑張りますよ」と切り替えが必要と強調した。
5日からの敵地での巨人3連戦に向けて、藤川監督は「また新しい1日ですのでね、富田と戸郷投手ですかね。いいゲームができるようにやっていくというところですね」と好勝負を期待していた。