【阪神】13安打10得点大勝で同率首位 「こどもの日」は1分け挟み9連勝 森下翔太は1本塁打4打点

2025年5月6日(火)5時0分 スポーツ報知

1本塁打4打点の森下翔太は鯉のぼりを手に笑顔(カメラ・今成 良輔)

 ◆JERAセ・リーグ 巨人1—10阪神(5日・東京ドーム)

 野球が、阪神が大好きな少年少女たちへ、藤川タイガースが最高の“プレゼント”を贈った。13安打を放ち、今季最多となる10得点で大勝。「こどもの日」は2015年から1分けを挟んで9連勝となり、東京Dでは88年の開場以来負けなしの4連勝だ。藤川監督は「いい日になったんじゃないですかね」と、子どもたちの笑顔を思い浮かべた様子。一日にして同率首位に返り咲いた。

 主役は森下だ。1点を先制された直後の4回。通算打率1割7分2厘と苦戦していた戸郷に対し「思い切っていった」と、3ボールから150キロ直球を振り抜いた。今季初の2戦連発。左翼席へ同点の4号ソロをかけた。その後も快打を重ね、今季3度目の4安打。2年ぶりの4打点と止まらなかった。セ・リーグトップの打率を3割3分6厘まで上昇させた。

 ゴールデンウィークに入り、7試合で打率4割、2本塁打、7打点。無双する森下に刺激され、9回には佐藤輝が「子どもにいいところを見せられた」と、12球団トップを独走するダメ押しの11号3ランだ。同トップの打点も31に伸ばした4番打者。「こどもの日」に通算19打数7安打の打率3割6分8厘、2本塁打、7打点と夢を届け続けている。

 開幕から東京Dで4連勝は04年以来、21年ぶり。昨季リーグ連覇の夢をさらわれたライバル球団に対し、ここまで6勝1敗と圧倒している。「今日だけじゃなく、野球にもっと楽しみを覚えてもらえるような活躍をしたい」と“こどもの日祭り”を締めくくった森下。大進撃が始まった。(中野 雄太)

スポーツ報知

「阪神」をもっと詳しく

「阪神」のニュース

「阪神」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ