DeNA・バウアー 日本球界初完封 6安打7奪三振、熱投122球 20歳女房役・松尾が攻守で援護
2025年5月3日(土)16時41分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ DeNA1−0巨人(2025年5月3日 横浜)
DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が3日、横浜スタジアムで行われた巨人戦に先発登板。6安打7奪三振無失点の快投で日本球界初完封。巨人から初白星を挙げた。バウアーの1−0完封勝利は日米通じて初めて。
先発予定だった2日の巨人戦が雨天中止となりスライド登板となった。
2回2死から増田陸をハーフスイングの三振とすると、得意の「ソードセレブレーション」を披露する場面も。
6回、1死二塁からは泉口を左飛に仕留めると、前打席で右前打を許していたキャベッジを空振り三振に斬り、雄叫びを上げた。
2試合連続でバッテリーを組んだ松尾は、初回、4回、7回と3度の盗塁阻止で盛り立てた。打っても松尾が左犠飛で先制。
バウアーは122球を投げ切り、6安打7奪三振。前回登板の2回から16イニング連続無失点とした。
巨人はセ・リーグ球団で唯一勝ち星がない相手だった。過去、2度対戦し、23年5月9日の対戦では6回7失点、今年の4月16日の対戦では5回5失点と2試合で計11回を投げ12失点、防御率9.00で、2度の黒星を喫していた。