【万thly日記】日本ハム・万波“心はアラサー”4月で25歳になりました
2025年5月3日(土)13時39分 スポーツニッポン
日本ハムが誇る主砲・万波中正外野手(25)が、日常をコラムでつづる「万thly日記」。第12回は4月7日の誕生日に迎えた25歳という年齢について。子供の頃に想像していた「25歳」の姿や自身の結婚観のほか、30歳を超えてからの未来像などについても語った。
4月7日が誕生日でした。25歳になった心境は、「もっと大人だと思っていた」と言う人が大半な気がしているのですが、僕は割と子供の頃に想像していた通りになれているかなと思います。まだまだ少年から青年になるはざまかな、というイメージだったので、そこのギャップはないです。思ったより「そのまんま25歳」という感じですね。
10代の頃から注目してもらったので、大人になるタイミングは早かった気がします。なので、20歳になった時も気持ち的にはあまり変わらなかったし、25歳になってもそんなに変わらなかったです。ギャップがあるとしたら、結婚はしていると思っていました。小学生の時、周りの友達はみんな人生設計の作文に「25歳で結婚」と書いていて、僕もそのイメージでした。
元々、結婚願望がある方ではなかったんですが、ここ1年ぐらいで結婚っていいな、という気持ちが芽生えてきました。子供が好きなので、レイエスとか松本剛さんがロッカーに連れてきているお子さんたちが凄く可愛くて、元気な姿を見ていると子供は欲しいなと思います。昨年は結婚式に5件ほど出席して、同年代の人たちもどんどん結婚しているので、現実的な年齢になってきたなと思います。
逆に自分の子供の頃を振り返ると、両親は共働きだったので友達としょっちゅう遊んでいて、野球に関しては、いつも壁当てをしていました。あと、漫画も好きでよく読んでいて、野球漫画のキャラクターになりきっていました。凄い想像力が豊かだった気がします。特に好きな野球漫画はあだち充さんの「H2」。やっぱり、主人公の国見比呂が好きです。ライバルの橘英雄の打ち方も格好いいけど、比呂の人間くさいところがいいんです。英雄のインパクトの瞬間とか、比呂のテイクバックとかは凄い意識してやっていましたね。
四捨五入したら30歳なので、いよいよ“アラサー”か、と思っています。5年後に30歳でプロ12年目。やっぱり、若くいたいというのが第一です。30歳は衰え始めるか、もう一段階伸びるかの境目な感じがしています。凄い選手は30代になってからキャリアハイを出す例は多くあるので、僕も今の段階から意識しています。健康管理とか、トレーニングとか、自分の取り組み次第ではフレッシュな状態でいけると思います。30〜35歳ぐらいは老け込む年齢じゃないと思うし、アスリート以外では若手の部類になると思うので、その年齢になっても、まだまだ元気な体でいられるようにしたいです。(北海道日本ハムファイターズ外野手)