三笘薫、かかと負傷悪化で欠場 ブライトンは1-1ドローで10位に後退
2025年5月5日(月)2時43分 スポーツ報知
◆イングランド・プレミアリーグ▽第35節 ブライトン1—1ニューカッスル(4日、英国・ブライトン=アメリカンエクスプレススタジアム)
日本代表MF三笘薫が所属するブライトンはホームでニューカッスルと対戦し、今季のリーグ杯優勝で意気上がる難敵と1−1で引き分けた。三笘はこの試合ベンチ外となった。
ブライトンは前半28分、右サイドのミンテが左足で見事なゴールを決めて先制。しかし試合終了間際の後半44分にブライトンMFアヤリのハンドで与えたPKをニューカッスルFWイサクが決めて同点。試合は1−1のまま終了。同日のリーグ戦でマンチェスターUを4−3で破ったブレントフォードに抜かれ、ブライトンは10位に後退した。
この試合をベンチ裏から観戦した三笘は、試合終了のホイッスルが鳴るとすかさずロッカールームへ繋がる通路に姿を現し、日本人の報道陣を見ると軽く会釈。そのまま控室に消えた。
31節のクリスタルパレス戦で右足かかとを負傷したが、1試合の欠場だけで2節前から復帰していた三笘の欠場は唐突な印象。ブライトン・ヒュルツェラー監督は試合後に「いつ使わないと決めたのか」と聞かれると、「いつも何も、使える状態ではなかった。三笘はかかとに問題がある。早く治って欲しい」と返答。故障が2戦連続のサブ出場で”悪化した”と示唆した。
三笘は故障直後のレスター戦にはベンチを外れ完全欠場したが、その後はブレントフォード戦、ウェストハム戦に途中出場ながら2試合連続ゴールを記録。今季の得点を「9」に伸ばし、待望の2桁ゴールに限りなく近づいただけに、このニューカッスル戦の欠場は三笘にとってもチームにとっても大きな痛手になった。