尚弥 次戦は9・14VSアフマダリエフ!昨年対戦が幻に終わり“舌戦”を繰り広げた因縁の相手

2025年5月6日(火)4時0分 スポーツニッポン

 ◇プロボクシング 世界4団体スーパーバンタム級タイトルマッチ 統一王者井上尚弥(大橋)<12回戦>WBA同級1位ラモン・カルデナス(米国)(2025年5月4日 米ネバダ州ラスベガス T-モバイル・アリーナ)

 井上は4度目の防衛戦を順当にクリアし、9月の次戦で“因縁”のアフマダリエフと対戦することが内定済み。リオ五輪銅メダリストで、23年4月にマーロン・タパレス(フィリピン)に敗れるまでWBA&IBF世界スーパーバンタム級王座を保持。井上自身も「興味がある」と対戦を希望してきた相手だ。

 ウズベキスタン出身で、サウスポーのファイター。パンチが重く、相手に応じてアウトボクシングもインファイトもこなす柔軟性を備える。昨年6月、両者にWBAから対戦指令が出されたが、井上が元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー戦を優先させたことで態度を急変。同12月のリカルド・エスピノサ(メキシコ)に3回TKO勝ちしたWBA世界同級暫定王座決定戦後に「なぜ俺を避けている?最強は最強と戦うべきだ!」などと挑発してきた。

 井上も自身のX(旧ツイッター)で「なんでタパレスに負けたやつから逃げなきゃいけないんだ 必要性がゼロだろ…。戦いたいなら勝ちを『価値』キープして待っとけ!!」と怒りのコメントを投稿するなど応戦。まさに因縁対戦となる。

 一戦は9月14日に日本開催の見通し。会場は、7月に大相撲名古屋場所でこけら落としとなる名古屋市の新施設「IGアリーナ」(1万7000人収容)が濃厚だ。モンスターは2戦ぶりの国内戦で現階級最強挑戦者を迎え撃つ。

スポーツニッポン

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