大谷翔平、190キロ弾丸ライナーの9号2ラン…昨年9月に「50―50」を達成したマイアミで
2025年5月6日(火)9時30分 読売新聞
2ランホームランの後、金慧成に話しかける大谷翔平(5日)=Sam Navarro-Imagn Images-USAトゥデー
【マイアミ(米フロリダ州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は5日(日本時間6日)、敵地でのマーリンズ戦に1番指名打者で出場し、五回に2試合ぶりの本塁打となる右越えの9号2ランを放った。自身の今季最速117・9マイル(約190キロ)を記録する痛烈なライナー性の打球は、右翼フェンス奥のブルペンに飛び込んだ。飛距離は386フィート(約118メートル)だった。
マーリンズの本拠地ローンデポ・パークは、昨年9月19日に6打数6安打10打点、3本塁打2盗塁をマークしてメジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」を成し遂げた思い出深い球場。その日以来となった試合で、またも強烈な一発を放った。
五回無死二塁の場面だった。フルカウントから6球目、2022年のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)右腕のアルカンタラが投じた真ん中付近への97・7マイル(約157キロ)の直球を完璧にとらえた。二塁走者はメジャー初先発で初安打をマークした
大谷は四球で出塁した三回には二盗を決め、5年連続の2桁となる10盗塁に到達した。